こんにちは!
ダイビングショップサニールールちげです。
今回もミノカサゴについて比べていきたいと思います!
魚も、幼魚時代と成魚時代とでは姿が変わってしまうことがあります。
ダイバーならば、ツバメウオの成長っぷりは有名なのではないでしょうか?
関東でよく見る、ミツボシクロスズメダイも幼魚時代しか見れていません・・・
さてさてそんな魚の中でも、今回もまたミノカサゴをピックアップしてお届けします!
もちろん最初は、【ミノカサゴ】です!
わかりやすく2枚写真を載せてみました!
小さい頃は、こんな特徴的な模様がひれの膜に入っているんですね~
てっきりほかのミノカサゴと見間違えてしまいそうですが、体の模様(Yの字)がちゃんと出来上がっています。
大人と似た特徴は、まだまだ存在します。
顔回りの皮弁がシンプルで、目の上はそこまで長くなく、あご下のものは長く感じますがこちらもいたってシンプルです。
小さい頃は、尾びれに模様が入っていますね・・・・
個体差もありそうですが、興味深いですね。
少し大きくなりましたがまだまだミノカサゴです。
生まれたての頃にはあまり見えなかった尾びれに斑点模様がでできました。
いろんな写真を見ていて気が付いたのですが、ここまで成長すると胸びれの根元に黒い点があるのがミノカサゴの特徴になっているみたいです。
(ハナミノカサゴは、白い点でした)
ということでお次は【ハナミノカサゴ】見てみましょう!
生まれたてほやほやから少し成長しているかもしれませんがまだまだちいさいハナミノカサゴ幼魚です。
もう胸びれは分かれていますが、体のYの字がミノカサゴに比べてうっすらとしか見えておりませんが、ハナミノカサゴの体色がしっかりと模様として入っていますね。
さらに特徴的だなと思ったのは、目の上の皮弁がとても長いんです。
大人になると、長いには長いのですが、もっととげとげと特徴が出てくるのでこれから成長する部分なのですね~。
少し成長したハナミノカサゴです!
先述したとおり、胸びれの根元と、もしくは体に白い点が出現しています。幼少期の特徴として覚えておくと見分けやすいですね!
目の上の皮弁もすこし、とげが見えてきたような子もいますね。
ミノカサゴに比べて、顔回りの模様もしっかりと入っているのがハナミノカサゴの特徴になりそうです!
さて、続きまして【キリンミノ】です。
キリンミノは、とても分かりやすい尾びれの付け根のT文字が見分けるときのキーポイントですね!
胸びれの軟条は縞模様で、ギリギリまで膜が張られてるのも成魚の特徴と似ています。
キリンミノは、付け根を見れば一発で判断が付きそうです!
T文字が消えてしまっている子も中にはいたりするんですかね・・・
これからも見つけたら確認してみたいな~と思ってます!
最後に【ネッタイミノカサゴ】です!
本当に小さいころだと、まだまだ透明感があってどの子もかわいらしいですね。
ネッタイミノカサゴらしく胸びれの軟条は、一色のみで、膜には斑点模様がではじめています!
ちょっとミノカサゴの幼少期と似ているな・・・なんて思ってしまいました。
こう見比べてみると違うのですが、いざ海で見てみると名前がぱっと出てこないかもしれませんねぇ(笑)
少し大きくなると、胸びれの軟条がのびてより特徴がとらえやすくなっていました。
ネッタイミノカサゴに似た、ミズヒキミノカサゴの幼魚は写真が見当たりませんでした。
実は、どこかにまぎれたりしてるんですかね・・・
これからも探していきますね!
ミノカサゴの成魚編と幼魚編をお届けしました!
みなさまも、特徴を覚えて見分けられますように!
それではまた~